「パニック発作」と聞いて、どんな様子が思い浮かびますか?
最近はテレビやSNSで耳にしますし、「実はパニック発作に苦しんでいた過去がある」と公表する著名人も増えているため、このワードを知らない人のほうが少ないかもしれませんね。

でもそれって、具体的にどういうもの?
体験したことのない人の多くは、そんな疑問を持つのでは。
実のところ、体験者同士が話をしても相手とかみ合わないことがあるほど、その症状は多岐に渡ります。
医学的な定義
そんなパニック発作ですが、医学的な定義はちゃんと存在します。
「パニック障害とは(医学的な定義)」の記事でも引用した、国際的に広く使用される2つの主要な基準によると、パニック発作の定義は次のとおりです。
※原文をAI和訳しています(本文は引用元リンクをご参照ください)。
数分以内にピークに達する、強烈な恐怖または強い不快感の突然の高まりであり、その間に以下の症状のうち4つ以上が現れる。
- 動悸、心臓の激しい鼓動、または心拍数の上昇
- 発汗
- 震えや揺れ
- 息切れ感や窒息感
- 窒息するような感覚
- 胸の痛みや不快感
- 吐き気や腹部の不快感
- めまい、不安定感、ふらつき、失神しそうな感覚
- 現実感喪失(非現実感)または離人感(自分から切り離された感覚)
- 制御を失うことや「狂ってしまう」ことへの恐怖
- 死への恐怖
- 異常感覚(しびれやチクチクする感覚)
- 寒気またはほてり
出典・引用:DSM-5, アメリカ精神医学会 (APA)
※ICD-11の日本語版は2027年頃に発表予定(2026.1月時点)。
※分かりやすくポイントを箇条書き・AI和訳しています(本文は引用元リンクをご参照ください)
- ①強い恐怖や不安のエピソード(単発イベント)
- ②以下の特徴的な症状(複数)が急速かつ同時に発現
- 動悸または心拍数の増加
- 発汗
- 震え
- 息切れ感
- 窒息感
- 胸痛
- 吐き気や腹部不快感
- めまいやふらつき
- 寒気やほてり
- 四肢のしびれや感覚の欠如(すなわち異常感覚)
- 現実感喪失や離人感
- 制御を失うことや狂うことへの恐怖
- 差し迫った死への恐怖
- ③上記の症状以外の場合もある
出典・引用:ICD-11, WHO

2つとも似てるな~。同じことに対する定義だもんね
この二つにおいて明確な違いのある部分は、
DSM-5:「以下の症状のうち4つ以上が現れる」と数を明示
ICD-11:「複数」という表現にとどまる
という部分くらいです。
何らかのきっかけで恐怖や不安が急激に強くなり、自律神経が過度に緊張すると、上記のような様々な身体症状が現れる。
それが「パニック発作」です。
「発作」と「障害」は別モノ
パニック発作自体は、病気でなくとも起こります。
- 巨大地震に襲われる
- いきなり強盗に襲われる
といった突然の出来事では、誰でもパニック発作を経験して不思議はありません。
いきなり巨大地震が起こって、心臓はバクバク。
全身から冷や汗がバッと吹き出し、「ここが崩れて死ぬかも!!」とものすごい恐怖に襲われる――こういうシーンは、体験していなくともイメージしやすいですね。

統計では1年間に11%の人が経験するらしい!
大半は治療しなくても回復して、パニック障害に進行するのは少数だそう
つまり、「パニック発作」と「パニック障害」は別物です。
- 繰り返す発作(特にキッカケのない突然の発作)
- また発作が起こるのではという予期不安に悩まされる
- 発作が起こりそうな場所を避けるようになる
などの症状が現れると、パニック障害と診断され治療が必要となります。

読んでいただき、どうもありがとうございます♪
YouTubeチャンネルではパニック発作の体験談をいくつかの動画で語っています。
よろしければ是非チェックしてみてください♪
そのうちの一つ↓


